根室半島の中央に位置する巨大な港が存在します。
根室港は漁業や貿易の重要な拠点であり、オホーツク海側の根室港区と太平洋側の花咲港区に分けられます。ここは根室港区に当たります。港全体を覆うように、沖には弁天島とその左右に伸びる防波堤があります。かつては氷上でのコマイ釣りが行われていましたが、暖冬の影響で氷上釣りはできなくなってしまいました。
釣りの主なポイントは広い岸壁ですが、立ち入り禁止となっている防波堤も存在します。岸壁の一部では車を横付けして釣りを楽しむことができます。特に西側から伸びる中防波堤の周辺の岸壁や、北防波堤付近の岸壁は人気がありますが、大きな船が頻繁に泊まることもあります。
岸壁からはサビキ釣りや投げ釣りが楽しめます。サビキ釣りではチカが狙えます。春と秋にはよく回遊し、秋には良型のチカも釣れることがあります。また、冬には大群が回遊し、タモですくうほどの釣果も報告されています。
投げ釣りでは、春の終わり頃からカレイ類やアブラコが狙えます。冬場にはコマイも釣れます。遠投は必要ありません。また、探り釣りやワーム釣りではソイやガヤなどの根魚が釣れます。夜釣りもおすすめです。
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【釣り場】 | 根室港 |
【都道府県】 | 北海道 |
【区域】 | 根室市 |
【郵便番号】 | 〒087-0054 |
【所在地】 | 北海道根室市海岸町 |
【よみがな】 | ほっかいどう ねむろし かいがんちょう |
【英語表記】 | KAIGANCHO, NEMUROSHI, HOKKAIDO, 087-0054, Japan |
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シーズンごとの釣りポイント/季節の釣り情報
春(3月〜5月):
春の根室港では、ヒラメやサクラマスが釣りのターゲットとなります。波止場や桟橋の周辺での投げ釣りやルアーフィッシングが人気です。特にヒラメは春に活性が高まり、大型の個体を狙うことができます。
夏(6月〜8月):
夏の根室港では、アジやサバ、カレイ、イカなど多様な魚種が釣れることがあります。投げ釣りやエギング、磯釣りが楽しめます。夜間にはライトを使った夜釣りもおすすめです。
秋(9月〜11月):
秋の根室港では、シロギスやキス、ヒラメ、サケなどの回遊魚が釣れることがあります。波止場や防波堤からの投げ釣りやルアーフィッシングが人気です。特にサケのシーズンでは、根室港で迫力あるサケ釣りを楽しむことができます。
冬(12月〜2月):
冬の根室港では、ヒラメやマゴチ、タコなどが釣れることがあります。氷上釣りや波止場からの投げ釣りが主な釣りスタイルとなります。厚い氷が張った時には、氷上での釣りが盛んに行われ、冬ならではの楽しみ方があります。
ただし、釣り場の状況や魚の動向は季節によって異なることがありますので、実際の釣りに行く際には現地の情報や天候予報を確認することをおすすめします。安全な釣りを楽しんでくださいね!
主に釣れる魚/何が釣れる?
根室港(北海道根室市)では、主に以下の魚が釣れます。
■ 愛魚女(アイナメ・アブラコ)
■ 蝦夷目張(エゾメバル・ガヤ)
■ 黒鮋(クロカサゴ)
■ 千魚(チカ)
■ 氷下魚(コマイ)
■ 浜男(ハゴトコ)
■ 鰈(カレイ)
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